1.自治体とSDGsに関する研究

関連するSDGsのゴール:1~17
 本研究は、持続可能な開発目標(SDGs)を自治体レベルで推進していくための方策を検討するものです。
 日本全国の先進的な自治体や民間企業との協働の下、SDGsの地域実装の検討とSDGsへの取組・達成度を測る評価手法の開発を行っています。
 自治体や企業等におけるSDGsへの取組を研究面から支援することによって、持続可能な世界の構築に向けて貢献することを目的としています。
環境研究総合推進費 研究紹介ページ(4~5ページ参照)
環境研究総合推進費 研究成果発信ページ
環境研究総合推進費 研究成果テレビ放送
ローカルSDGsプラットフォーム

2.建築産業とSDGsに関する研究

関連するSDGsのゴール:1~17
 本研究は、持続可能な開発目標(SDGs)を建築産業全体で推進していくための方策を検討するものです。
 建築産業は裾野が広く、発注者・設計者・施工者・専門工事会社・メーカー等のステークホルダーが多く存在します。
 各ステークホルダーがそれぞれの役割を認識し、持続可能な建築・都市づくりに貢献していく必要があります。
 本研究では建築産業におけるSDGs達成に向けた取組状況の把握を行うと共に建築産業の持続可能な発展の方策を検討することを目的としています。
関連書籍:建築産業にとってのSDGs
(持続可能な開発目標)-導入のためのガイドライン-


3. 健康を維持増進する環境に関する研究

関連するSDGsのゴール:3
 本研究は、実験や実測、アンケート調査等を通して、住環境と居住者の健康状態の関係の把握、及びより良い住まいの実現に向けて重要となる要因(ファクター)の究明を目的としています。
 温熱環境や空気環境などの住環境を決定づける諸要素に加え、住宅の間取りや居住地域の環境を含んだ包括的な住環境が、居住者の身体的健康や精神的健康へ与える影響の解明を目指しています。
(一社)健康・省エネ住宅を推進する国民会議ウェブサイト


4. 学習効率向上を促す環境に関する研究

関連するSDGsのゴール:4
 本研究は、教育現場における学生の学習効果を高めるための方法論を探るものです。 室内環境の良否が在室者の生産性を左右することが近年の様々な研究で明らかになりつつあり、将来の社会を担う人材の育成を行う教育機関でも生産性の高い空間の創出が重要と考えます。
 教室環境の実測及び学生への調査を行うことで、教室空間が学生の集中力、疲労感、学習効率等に及ぼす影響について研究を行っています。


5. 省エネ・脱炭素建築に関する研究

関連するSDGsのゴール:7, 13
 本研究は、COP21でパリ協定が採択されたことを受けて益々関心が高まっている建築分野での省エネ・創エネ・蓄エネに関して調査・分析を行うものです。
 ZEHやZEB等の実測調査、数値流体力学(CFD)、エネルギーシミュレーションを用いた検証を行い、様々な角度から住宅・非住宅建築物におけるゼロ炭素化の推進に向けた諸検討を行っています。


6. 建築分野におけるIoT活用に関する研究

関連するSDGsのゴール:8, 9
 本研究は、建築分野におけるIoT(Internet of Things)活用方法を検討するものです。
 近年、センサーの高度化によって環境情報や我々人間の生体情報を従前よりも簡易的に、高精度で取得できるようになりつつあります。IoTの活用により、このような情報をリアルタイムで取得、処理して環境制御や人間に情報をフィードバックするための基礎的な研究を行っています。


7. 伝統集落・伝統建築物に関する研究
 
(出口清孝研究室との共同研究プロジェクト)

関連するSDGsのゴール:11
 本研究は環境工学の観点から、国内外における伝統的建築(ヴァナキュラー建築)の成立過程を解明していくことを目的とするものです。地域特性情報(気候、植生等)と伝統的建築の立地情報を、地図上で重ね合わせて比較することによって、どのような環境下でどのような要因を以て伝統建築が形成されたかを明らかにします。
 文献調査、現地実測調査、数値流体解析(CFD)によって伝統的建築に施されている先人の工夫や知恵を解明していく予定です。

8. 建築分野の気候変動対策に関する研究

関連するSDGsのゴール:3, 13
 本研究は、建築分野における気候変動対策の在り方を検討するものです。将来的にある程度気温が昇温することは避けられないものとして適応策の検討を行っています。 特に近年注目されている屋内における熱中症被害の拡大予防を目指した研究を実施しています。
 建物内外の実測や市民へのアンケート・ヒアリング調査を通じて暑熱環境が人体へ与える影響の把握を試みています。
都心部24時間暑熱環境観測プロジェクト